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裸の大将のCTBのレビュー・感想・評価

裸の大将(1958年製作の映画)
5.0
戦中、戦後の再現具合が素晴らしい。着物の毛羽立ち、掠れ、汚れバスのサビ汚れ、複線通る蒸気機関車。俳優陣も豪華でイイ顔してる。ずーっと見ていたい。
若者が戦地に送り出されたあとにオモチャみたいな兵隊の貼り絵作品が映されたり、本当に見てたかもしれない実景以外にも心象風景と作品の対比が上手い。イヤな事からドンドン逃げて自由に生きる姿が本当に心地良かった。

縁側を這う二匹の蝿、映り込んだのかなー、と思って見てたら、次のシーンが弁当にたかる蝿を追い払うシーンでこっちには蠅が写ってなかったな。どうでもいいけど。
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