「冷凍睡眠」がタイムマシンと同じ働きをすることを教えてくれたのは「夏への扉」でした。設定はＳＦですが、目覚めた男が時代ギャップにとまどうところはコメディであり、そして終わってみれば壮大な愛の物語だったという、多方向に楽しめる映画でしたね。最後に急速に年取ることで辻褄を合わせた感はありますが（笑）、待ち続けた男と待ち続けた女の恋愛成就、見事でした。
だいたい、タイムスリップしたときや、宇宙人とかが現れたとき、最初に信じて助けてくれるのは純真な少年だというのは定石。今回その少年役がイライジャ・ウッド。彼は大人になって売れっ子役者になったけど、子役の頃が断然かわいくて良いです。
