ウィラード・キャロル「マイハート、マイラブ」
昔「離愁」という邦題の映画がありました。
ジャン=ルイ・トンティニャンとロミー・シュナイダー共演の戦争ロマンスです。
当時の女友達とこの「離愁」の話に行きついた時、ラストシーンを思い出すや否や二人して涙しました。
それくらい「離愁」のラストシーンはスゴイのです。
でも邦題のヒドさ故なのかこの映画を知るものに出逢ったことがありません。
この「マイハート、マイラブ」もそのタイトルを聞いた瞬間、絶体に邦題だと思いました。「歌え!ロレッタ、愛のために」や「マイ・ルーム」以来のひどい邦題です。
ただこの作品、邦題だけでなく中身も同じくらいヒドいモンです。
これだけの素晴らしい役者(ジーナ・ローランズ、 エレン・バーステイン、 アンジェリーナ・ジョリー、しかもノンクレジットでナスターシャまで!)を集めておいて何と人騒がせなことか・・・