なんの捻りもなくキャストで察する火サスのTV欄みたいな犯人で惜しかった80年代クライム・サスペンス
とはいえ、ちっこいパチーノと太っちょグッドマンのコンビは良かった!!
この二人のやり取りをもっと観たかったのに、エレン・バーキンとの濃厚ワッショイとか思わせぶりな見せ方がちとくどいのが残念。
刑事20年目のフランク・ケラー(アル・パチーノ)。
愛していた妻は去り同僚と結婚、なのに真夜中に電話なんかしてさらに怒られる日々だ。
そんなある日、レコードがかけられた部屋で真っ裸の男が射殺されるという事件が連続して起きる。
フランクは別管轄のシャーマン刑事(ジョン・グッドマン)と協力し、彼らが新聞に"独身向け出会い広告"をポエムと共に載せていたのを発見。
そこでおとり捜査を進めると、靴屋で働くシングルマザー・ヘレン(エレン・バーキン)が引っ掛かる。
が、フランクは怪しいと思いつつもヘレンに惚れてしまい……
冒頭ちびっとサミュエル・L・ジャクソン!
配線工にはマイケル・ルーカー!!
優秀なのだろうけど終始くたびれた中年の危機真っ最中のアル・パチーノが、渋カッコいいのに全く魅力が感じられなくて凄い(笑)
いつもニコニコしてるジョン・グッドマンの方が余程イケオジに思えるわ~
やはり笑顔は大事ねw
そんな二人が事件を追う……かと思いきや、ほとんどがヘレンとイチャイチャしつつ疑いつつやっぱり好きだ!の連続だから飽きます。
オチもまんま過ぎて逆に新鮮かも(笑)
113分もかけてこのキャストで撮らなくても良いよね、って惜しい作品でした。
ネタバレコメントに、今ならこう捻るラストと突っ込み所をば~