迫り来る臨場感と切なくも穢れなき愛。そして死。
ずっとずっと見たかったし、一番結末が知りたくなかった映画でもあった。
やっぱり特別感というべきか、グッと惹き付けられるものがあったし、余韻がえげつない。紛れもなく名作。
街並みや映像の質感、音楽が造り上げるノスタルジーも然る事乍ら、何よりもカメラワークに感動してしまった。
ナタリーポートマンはめちゃくちゃ可愛いし、マチルダの心に深く傷を抱えつつも、打ちひしがれず突き進んでいくパワフルな女性像がとてつもなくかっこいいなと沁々感じた。
レオンもThe冷徹な掃除人(この言い換え方大好き)の姿とは打って変わって、純新無垢な瞳をしていたり、マチルダに翻弄されながら垣間見せる困り顔が凄く愛おしかった。
ぴったりな言葉が見つからないけど、年齢の差とかじゃなくそこには何にも変え難い愛がしっかり根を生やし、芽生えていて、それがものすごく繊細で尊かったんすよ……
後味がキツイ!!!!!!胸が物理的に撃たれたような感覚でキツイ!!!!!!!こんな儚い''I love you''は聞いたことないんだが!!!!!!!!!
ほんとにずっとずっと見たかったので、何よりでした。自分にとってハードルがでかかった作品なので200本目の記念に。
牛乳とガムがより一層好きになったけど、私はそのふたつの食べ合わせがめちゃくちゃ悪いことを知ってます。めちゃくちゃ悪い。