青二歳

パッションの青二歳のレビュー・感想・評価

パッション(2004年製作の映画)
3.1
全編アラム語ラテン語ヘブライ語という驚異の熱意、メル・ギブソンのキリスト伝。これから続編作るらしいが…
本作の特徴は①イエス磔刑の拷問シーンがかなり加えられた事と②反ユダヤを隠さないこと。ユダヤ描写は興味深いですね、想定していたより直球だった。
言語世界は非西欧かと見まごうが全部聖書に出てくる言葉だしな…でもイエスの生きる世界はちゃんと非西欧の文化習俗が描かれてるかなと。ただ白人率は高め。ほかは砂漠で牛の死骸みたあと首くくるユダが印象的。

日本の映画鑑賞環境では、ポルノ以外レーティングは基本的になくても問題は少ないんじゃないかと思っているのだけど…この暴力表現がPG12ってどういうこと。世のR15が泣くわ。
青二歳

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