hummingbird

にっぽんGメンのhummingbirdのレビュー・感想・評価

にっぽんGメン(1948年製作の映画)
-
千恵蔵主演の現代劇(チャンバラ禁止令の時代のようだ)。「警視庁物語」のような犯罪捜査もので、製作は東映の前身に当たる東横。

スタッフ・キャストも東映の人が多いけど、現代劇だし、皆若いのが珍しい。原健作なんかしばらく誰だか気付かなかった。月形、伊達三郎、沼田曜一なんかもチラッと出てくる。

このメンツで物語にシリアスな要素があるのも珍しい。犯罪の種類、捜査の仕方など、後の時代と少し違う。映像はシンプルなカット割。アップに近い映像にフレームをつけたりしてる。

クライマックスの犯人との対決はすごく力が入っている。ロケ地は戦争で廃墟になった広大な土地で、モブもすごく多い(松田監督ともう1人監督の名前があったから、クライマックスは松田監督で、他は別の人が撮ったとか??)。

ネットのデータは間違っていて、女性警官が市川春代、ダンサーは朝雲照代。
hummingbird

hummingbird