ドラえもん のび太とブリキの迷宮のややのネタバレレビュー・内容・結末

声優が…豪華…っ！！耳が楽しくなっちゃう。
機械が人を弱くする、という作品を、機械に頼りきりのいま観るという皮肉。まだ人は歩いている方だとは思うけれど。

ドラえもんの拷問はさらっと描かれてはいるけど、なかなかキツいシーンだった。
海に棄てられたドラえもんの上を気づきそうで気づかず通り過ぎていくジャイアンとスネ夫のシーンもなかなか絶望的…子どもの頃に観たらつらかったかも。
ただやっぱりドラえもんは壊れてこそピンチが盛り上がると思っている嫌な大人なので(子どもの頃から雲の王国が1番好きだったけども)、全体的に展開が好き。
どの映画ドラえもんも残り30分まで全然ピンチにならない事が多いけれど、まさかレギュラーメンバーが全員が揃うのが残り10分とは。
相手が機械とはいえ感情がある相手に対してウイルスで殲滅、なんて言い出した時は発想が恐ろしくて震えたけど見た目は思ってたより可愛らしいウイルスだった。でも彼らは結局どうなったの…？死…？

初めて視聴したけど、今まで観た映画ドラえもんの中でも上位に入る面白さだった！
のび太くんが家族でハイキングに行ったエンディングでちょっとうるっときましたよ。曲も良いし。良かったねのび太くん。