ポートマン

ピアノ・レッスンのポートマンのネタバレレビュー・内容・結末

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

エロティシズム
映画を現実のもののように観て欲しいという監督

エイダがピアノを海に捨てる→海は羊水、紐は臍の緒、1人の安寧な世界(胎児の状態)から抜け出す

ピアノはエイダの自己愛の鏡
声の代わりでもある

エイダの世界にはエイダしか存在しなかった
それにフロラは段々気づいていく
フロラを言葉を送る道具としか思っていない

スチュワートが、エイダの指を切ることで初めてエイダの世界に他人が入ってきた

エイダを振り向かせようと、欲情するよう仕向けるベインズ
→愛してはくれない(エイダが愛せるのは自分だけ)

スチュワートはエイダが怖くて目が見れなかった
金の話でないと自分の意見を言えない
家族は犠牲を払い合う存在

声を発していないのに、スチュワートの頭の中にエイダの声が聞こえてきたのはほんと