ねぎおSTOPWAR

ブリキの太鼓のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)
4.4
「10ミニッツオールダー」の勢いを借り鑑賞。

第一次世界大戦のパリ講和、ベルサイユ条約でドイツ🇩🇪がボコボコにされますが、そのひとつに海に近いダンツィヒという街が自由都市になるんですね。そして第二次世界大戦が始まる流れでポーランド🇵🇱からナチスがグイグイっとね。

この映画はこの街に誕生するオスカルが主人公なんですが・・。

みなさん、この映画はある意味とんでもないホラーですよ‼️笑

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アカデミー受賞作品を観よう177(1979年第52回外国語映画賞)
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同時にカンヌ パルムドールも受賞!

冒頭オスカルの祖母が、いかに祖父と出会ったかという微笑ましいエピソードから。
そして母親の人生が描かれます。
ノーマルな伝記かと思いきや、オスカルの「オーメンのダミアンか、お前は‼️」的な能力が凄い‼️怖い‼️
・・これ以上は説明を避けますけど、なかなかにユニークな作品です。

「10ミニッツオールダー」と合わせて見ると、今作が初期作の位置づけ。
カメラの視点チェンジのダイナミックさに監督の特徴はあるのかなと思います。