ブリキの太鼓の作品情報・感想・評価

「ブリキの太鼓」に投稿された感想・評価

ヒルコ

ヒルコの感想・評価

2.9
これは何と言うか・・・。体は子供のままでもそれ以外は大人になってくわけで、そこも含めてなんだかグロテスク。
油断した…こんな物凄い映画だったとは😵

カンヌ・パルムドール、アカデミー外国語映画賞受賞。原作のギュンター・グラス(ダンツィヒ出身)はノーベル文学賞受賞者。

20世紀前半、二つの大戦に翻弄されたポーランド、ドイツ国境の都市ダンツィヒ(グダニスク)が舞台。
愚かな大人を見かね、自らの意思で成長する事を止めた3歳の少年オスカル。その感情の無い冷ややかな眼差しと、耳を塞ぎたくなる奇声が、今も脳裏にこびりつく。

とにかく衝撃映像が満載😱
馬首、鰻、生魚、スカート、小人、子供の性描写、ブリキの太鼓…。こんなの見た事ない!
寝不足で観たこともあり、初見ではストーリーは⁇って感じでしたが、映像のパワーは圧倒的。もう一回、腰を据えて見なきゃってなりました💦
くぼ

くぼの感想・評価

4.0
実写で、覚えてる中でいちばん昔に見た映画。小学生で見てトラウマになってたけど、後々みたら嫌いじゃない。
強烈な映像
一度見たら忘れられない
でも、何度も観る気にはなれなかった
大丈夫かー!?っていう描写がいっぱいあった。意味深な描写が象徴主義的で面白かった。大人になったら「なりたくない何か」に属しなければならない少年の持つピュアな殺意が怖い。自分に影響を及ぼす人が居なくなって初めて少年は成長する。
誰かと見るのは気まずいです。
美しく描けばなんだって許されるのですよ!とてつもなく猥雑で破廉恥な色々が汚泥のように溢れかえっているのですが、あまりに美しいのですよ。海辺のシーン。葬式のシーン。改めて見ても惚れ惚れするよう。ポーランド近代史を擬人化したばかりでなく、昂然と人権を無視するという暴力の…とか言う能書きが馬鹿馬鹿しくなるほどの趣味映画。
shinobu

shinobuの感想・評価

4.0
ジャケットの恐ろしさに引いてしまうが勇気を出してむかーし観た記憶。
久しぶりに観直しても糞悪い話で胸糞なシーンの連続だ。

しかし映画は闇の祭典でもある。
闇の底を観てみたい。

例えばソドムの市、ピンクフラミンゴやフリークスや悪魔のいけにえetc

映画は時に奈落の底に落とすようなものもあるのだ。

人がやたら泣きわめいたり狂ったり、(ナチスドイツ時代だから仕方ないのかな。)死んでいくし、馬の頭から鰻を引っ張りだしさばいて食うわ、ゲロ吐くシーンもある。

3歳で成長をやめた16歳のオスカル(実際には当時11歳)は目を開き絶叫し窓ガラスを割る。

性的なシーン多数あり、オスカルのオーラルセックスシーンや膣外射精を邪魔するシーンは物議を醸し児童ポルノ問題(詳しくはウィキペディアで)さえ起きた。

因みに原作はオスカルがあんな事になる暗いラストらしい。

やたら不快なシーンが多い本作だが美しいショットが満載なのも魅力だった。
kotan

kotanの感想・評価

4.5
ああーーーすごい、凄まじい、
こういう映画に出会うために私は映画を観ているんだ〜
馬の首から鰻を取り出す。
母は吐く。
息子は太鼓を叩く。
このシーンを見た時我慢ならずに家で手を叩き叫びまくった。こんなの初めて!
サイコーーーー
TSUBASA

TSUBASAの感想・評価

3.0
短文感想 70点
期待していたよりも微妙でした。大人の現状をみて、大人になることをやめた少年の話。背景に戦争、ナチスが絡んでくるためシビアなものでもあるのですが、ポップな印象を受ける作品。しかし、少年が演じるにはかなりきつい描写もあり一筋縄ではいきません。さまざまな社会的メッセージが入っているようですが、何かあれば叫び声をあげて不必要に窓とか花瓶を割る少年がいかんせん気に食わなかったため、個人的には名作に至りませんでした(笑)
>|