ブリキの太鼓の作品情報・感想・評価

「ブリキの太鼓」に投稿された感想・評価

棚橋

棚橋の感想・評価

3.8
すごい映画を見ちゃったなあ

とても文学的
象徴的なシーンが多い (何のシンボルかわからないのがほとんど)

太鼓の音、叫び声、音楽…

もう一度見る気にはしばらくならないだろうけど、忘れられない映画
これは序盤は「ただのクソガキ」にしか思えなかったところがあるんだけど、後半になって、特にお母さんが死んでから主人公の行動が徐々に変わってきて、ようやく深い意味合いを持つことを理解するようになりました。
当時のドイツ人に対しての皮肉を主人公の行動として表現していたんですね。ホロコースト系など戦時中の東欧社会を描いた映画はたくさんありますが、この作品は表現が面白かった。
ただ、全体を通してグロシーンもけっこうあって、それも欧州独特のグロ表現で、万人受けするような内容ではなさそう。単に人物で感情移入できないとかではこの映画の本質を理解できないような気がします。
主人公より、芸人から軍人になった53歳の小人の親父の方がインパクトがあった。
スター

スターの感想・評価

4.0
グロい場面やエロい場面、下品な場面がいくつかあるので、万人には、おすすめできない。3歳で自分の年齢を止めたオスカルが主人公。
時代はナチス台頭の時期と被るが、ナチス批判の映画ともおもえなかった。
ryo

ryoの感想・評価

3.3
大人になんてなりたくない!自分の意思で
成長を止めたオスカルくん3歳。ほかにも
特異体質あって全然かわいくないんだよね。
ブリキの太鼓を肌身離さず持ち歩くんだけど
音色なんてない。ただただたたくたたく。
3人の男女のあいだの子。目にするものが
けがれてて吐き気がするぐらい強烈だった。

オスカルくんが見たもの体験したもの
その時代の背景が重なって不気味だった。。
さと

さとの感想・評価

3.6
もう始まりからしてすごい。
子供の残酷さと大人の小狡さが描かれているけど、果たしてここにでてくるオスカルはどうなんだろう。
自分はあんな嫌な大人になりたくない、子供のままでいたいと言いつつかなり卑劣な人間になってたと思うのだけれども。
映画とはいえかなり驚く内容なのでオスカルがサイコパスみたいにしか見えなかった。

小説からするとかなり古い作品で、ここまで衝撃的な内容を作れたことはすごいと思ったのと、子役の子の演技がリアルすぎてすごかったです。
演劇みたいなことをしたとき、ブリキの太鼓みたいなスカートをつくった。
以前鑑賞。
これは主役の男の子の演技にびっくりする作品。
どうやって演技指導したのでしょうね。

類をみない異色のストーリー。
pmydawn

pmydawnの感想・評価

-
1ミリの容赦もなく、エグみ、グロ、スカ。
観てる間ずっとわけがわからない涙が出続けたし、何度も過呼吸になりそうだし、もらい嘔吐すらしそうになった。

おススメしないから感情のままに書く。

人間の醜さが詰まった映画。
それを強烈な映像で示す狂気。
音に破壊されていく存在。

結婚すると決めたなら、中途半端なことはしないほうがいい。
中途半端は一見白と黒が曖昧で優しい判断のように思えるけど、結局当事者が世間体と恋愛の両方を欲張って自己中に良いとこどりしてるだけだから、そこに白が集中して周りの黒を強める。
中途半端、はズルいだけだ。
オスカルはおかしくなった。
大人のズルさを拒否して、壊した。

そんなオスカルも、汚くなる。
人間は汚い。
そう思わされる映画。

撮ってる人も汚く思える。
子どもに何やらせてんだよ。


エゴでエゴを表現した、ここまでくるとアートだなと思う。
どのシーンもショッキングで焼き着くし、どこがどうとかもう。
今にちのオブラートに包まれた世界では、自然には流れてこないもの。
不快にしかならないけど、経験として観ておくのも悪くない気がした。
なんとアクの強い映画だ…

少年の目…トラウマ級の怖さ…カンヌ受賞作らしい高級感も携えてるがゆえにより不気味。
ずっと観たかった映画。衝撃的な名作だった。描いているテーマが自分好みすぎて共感と感動。子供が主役の映画好きでたくさん観てきたけど、本作がNo. 1かもしれない。男の子の演技が忘れられないくらい強烈だった。人にオススメできないし、この映画が好きって言ったら引かれる気がするけど、DVDと太鼓ほしい。
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