ブリキの太鼓の作品情報・感想・評価

「ブリキの太鼓」に投稿された感想・評価

otom

otomの感想・評価

5.0
子供、或いは異様なる弱者の視点で描かれるポーランド史。実に馬鹿馬鹿しい激動の時代の最中、陽光の中で描かれるオスカルのいびつな青春がその時代の若者達の青春を思わせる。マーチを乱してからの美しく青きドナウの下りとベートーベンが定位置に戻るシーンは何度観ても好き。傑作。
吉備

吉備の感想・評価

3.8
グロいとかでなく、とにかく絵が汚い映画?メッセージ性があって良い。
NAOKI

NAOKIの感想・評価

3.5
おれはこの映画…映画館へ観に行きました😁信じてもらえないかも知れませんが好きだった女の子とのデートで😁

デロリアンがあったら今すぐ若き自分に思いとどまるように説得に行きたい🚗

お母さんが生魚を食べ続けて死ぬくだりあたりから後悔しましたね😁
おれが女の子だったらこんな映画に連れてくる男の精神状態を絶対疑います。もちろん振られましたね😣

でも強烈な印象は今でも鮮烈でデートムービー選びは最悪でも…この映画を観に行った自分の映画センスは誉めてあげたい😁
SH

SHの感想・評価

-
自分の意思で成長をとめることができるのか。できるわけない。でもオスカル少年は3歳で成長をとめる。でも3歳だけどじーっといろいろ見てる。
いろんな意味でグロテスクだった。
Kohl

Kohlの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オスカー少年が引き起こす人災と従順に巻き込まれる大人達の日常か二次世界大戦時のドイツの遷移とともに描かれていているが、やたらとグロいウナギのシーン、攻撃さなかポーカーで遊ぶシーンなどデカダンス的白昼夢のような非現実、それと対象にむきだしの愛憎、性的描写(児童ポルノ?)が鮮明に記憶に残った、結局なんだったのーという感じも否めませんが、
内容はよく分からなかったが、見ていて飽きるという感じでもなく不思議でした
ちょっと訳が分からんかった…。牛の頭でうなぎ取るシーンきもすぎ…。
1981年7月29日、新宿ビレッジ2で鑑賞。

なんか気持ち悪い映画だった。
映画館のスクリーンへの大写しだったからか…

成長するのを止めてしまった大人子供、浜での馬?の頭など、生理的に受け付けにくい醜悪な映画を、映画館に見に行ってしまって後悔。

当時、評判は良かったのだが、自分には、生理的にちょっと合わなかった気がした。
amy

amyの感想・評価

4.0
great movie to think about chaos and cosmos
いつも肌身離さないブリキの太鼓を打ち鳴らし、気に入らない事があると奇声をあげてガラスを破壊する。三歳で自らの成長を止めたばかりか母胎回帰的な行動もとる。
なんともグロテスクな大人が作り上げた大人にならない"妖怪"オスカル。
しかし良く見ていると本人は成長を止めたつもりでもやはり勝手に成長して行ってしまうし、最後まで太鼓を放さないのかと思って見ているとそうでもない。
ラストに列車に乗せられて祖母と引き剥がされた彼の姿に「いつまでも駄々こねてるんじゃないの。しょうがない子ねぇ」という作者のメッセージもとれる。

人間は気儘なもので周囲の環境が気に入らないと生物として不自然なことをし始める。
環境とうまくマッチしない時の選択肢としては"戦う"、"馴染む"、本作のように"逃走する"があり得ると思うが、いつもどれかではなく上手いことバランスを取れる事が"大人になる"ことだと思う。

バランスの悪さを見事に表現した音楽が巨匠モーリス・ジャール。流石!
>|