ROY

ブリキの太鼓のROYのレビュー・感想・評価

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)
4.5
ダーヴィット・ベネントの怪演🥁🎺

■STORY
時は1920年代、ところはポーランド。ポーランド人、ドイツ人、ロシア人、ユダヤ人などが混在する港町ダンツィヒ(現グダニスク)で3歳の誕生日を迎えた少年オスカルは、母アグネスからブリキの太鼓を買い与えられる。大人たちの醜い世界に嫌気がさしたオスカルは、階段から落ちることで自らの成長を止め、太鼓を叩きながら奇声を発することで周囲のガラスを破壊する能力を得る。ナチスの台頭が町を脅かし、家族を悲劇が見舞う中、オスカルは、かつて友情を育んだ小人症のサーカス団長ペプラの一座と一緒に、さすらいの旅に出る。

■NOTES
ドイツ映画界の鬼才フォルカー・シュレンドルフ監督が、ノーベル文学賞作家ギュンター・グラスの処女小説を映画化した異色のドラマ。第一次世界大戦と第二次世界大戦の間のポーランドのダンツィヒ(現在のグダニスク)を舞台に、3歳で自らの成長を止めた少年の視点から見た大人たちの狂態と、やがてナチスに呑み込まれてゆく激動の時代が描かれる。

キネ旬ベストテンに入ってる作品はどれもいいな

ジャケ写の顔に惹かれて観たのは、これと『炎628』くらいかな

『ブリキの太鼓』は『猫と鼠』(1961)、『犬の年』(1963)と続く、いわゆる「ダンツィヒ三部作」の最初を飾る作品であり、第二次世界大戦後のドイツ文学における最も重要な作品の一つに数えられる。

当時、劇中での性的描写が児童ポルノに当たるとして、さまざまな論争を呼んだ。

「太陽は乙女座にあり、支配宮の第10室には海王星があった。僕は奇跡と幻滅の中間で生まれた」

ラジオが来た!

『アンダーグラウンド』への系譜を感じる

馬の頭が出てくるの、これと『ゴッドファーザー PART1』くらいしか思い浮かばないけど他にある?

ポーランド郵便局事件

音楽も素晴らしい

オスカルが太鼓を叩くとナチスの兵士達がワルツを踊りだすシーンで思わず笑ってしまった

3歳で止まった成長が、クルトの投げた石が頭に当たったことにより戻った。

「なすべきか、なさざるべきか。」
ROY

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