ピュンピュン丸

霧の旗のピュンピュン丸のレビュー・感想・評価

霧の旗(1965年製作の映画)
5.0
昔テレビで見かけて、食い入るように見、その後、またビデオ屋に駆け込んでレンタルして見、さらに松本清張の原作を買って読んだ。そのくらい好きな作品。

山田洋次監督で倍賞千恵子といえば、寅さんの妹のさくらを連想するが、それを思わすようなとこは皆無。脚本橋本忍とあり、まるで黒澤映画のよう。

『太陽にほえろ!』の山さん、露口茂が無実の罪を着せられて死ぬ学校の先生の役。それから、桐子(倍賞千恵子)のホステス仲間役で市原悦子が出てる。

女の一念。
復讐を決意する瞬間の間が見事だった。

それにしても、真犯人つかまえなくてよかったのかな。😅