ゆんぶりっく

絶対恐怖 Booth ブースのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

絶対恐怖 Booth ブース(2005年製作の映画)
3.6
ラジオブース内で巻き起こる佐藤隆太主演のワンシチュエーションホラー。
出だしは雰囲気あっていいんですが、急に突拍子もない結末へと急ハンドルして雑に伏線を回収する爆笑脚本!
脚本の粗とか色々あるのに許せちゃう魅力がある。
あとヤリチン最低男の佐藤隆太が失禁してしょんぼりしちゃう姿は必見!!

昔ラジオパーソナリティが自殺した曰く付きのラジオブースにて放送を行う佐藤隆太。
ラジオから謎の怪音声が流れ始めたことを皮切りに次々と不可解な現象が起き始める。
パーソナリティが自殺した回想シーンはよくある怪談っぽさがありながら不気味で割と良かったです。

この映画は「言った本人は大して重く考えず発した一言でも、言われた側は深く恨んでいるかもよ?」的な恐怖をテーマにしてるようなんですが、問題はそこでは無くて。
脚本上のツイストを効かせようとし過ぎた結果、約1名とんでもねぇ身体能力とタフネスそして執念を持ち合わせる人物になっちゃってて、めちゃめちゃ笑ってしまった。
逞し過ぎるよ…

しかもラストも「結局お前かよ!」感が凄くて、かつ現れ方が唐突なもんで更にもうひと笑い。
あんなやつに魅入られるなんて佐藤隆太も災難ですな。
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