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第九軍団のワシの海のレビュー・感想・評価

第九軍団のワシ(2010年製作の映画)
3.8
ローマ帝国の知識はないまま鑑賞したものの、楽しめた。
マーカスとエスカ。一見すると、ローマ人と奴隷。しかし、それは全く違って、エスカは最初から奴隷ではなかった。「彼は奴隷ではない。君よりも名誉と自由に詳しい。」2人は、互いに憎み合う存在であるものの、お互いを敬い、信じ合う。戦い・自由・名誉そして勇気が2人を繋いでいると思う。マーカスとエスカ、2人の関係性がとっってもよかった。身長差もいい感じ。
大好きなチャニング・テイタムと、「リトル・ダンサー」で虜になったジェイミー・ベルをこんな形で観られて、幸せ。

極限まで限界に追い詰められたマーカス役のチャニング・テイタムの姿がとても印象的。
そして、エスカは、民族と信念どちらを取るのかドキドキした。
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