当時日本でこんな映画を作ったことがすごい!ありえへんし、倫理的にあかんって分かってるものほど人間見たくなりますね。
思うにこの映画は藤原竜也の覚醒の物語、藤原竜也-Awakening-って邦題でもいけるでしょう。これから彼は死神と共に新世界造ろうとしたり、人生逆転ゲームに挑戦したり、インシテみたりするわけです。彼の類稀なる強靭な精神力、息づかいもここから始まっていたのだと感じました。
他のキャストも鬼気迫る演技でした。ビートたけしは純粋に怖い。柴咲コウも凄い!栗山千明、そらタランティーノに認められるよ。山本太郎、何であんた出てるねん。
お話としてはよくある全員で殺し合いする話ですが、学校のクラスでしかも中学生ってとこがリアルでおぞましかったです。みんな銃で撃たれても中々倒れへんけどね。
邦画ということでハンガーゲームより身近に感じたし、悪の教典みたいな気持ち悪くなる程のグロも無く、ただ日本の一名作映画として見る価値は十分にあると感じました。
AmazonVideo#21