松岡茉優

猟人日記の松岡茉優のレビュー・感想・評価

猟人日記(1964年製作の映画)
4.5
めちゃくちゃ期待していたけれど、これは作りがカルトすぎて(特に前半)、正直ノレなかった…。外人のフリをして女を口説いた上に、その女性とのやり取りをいちいち大学ノートにメモる仲谷昇。そんな彼には妻がいるのだが2人の間に出来た子供が奇形児だったため、セックスレスになると同時に心も離れていき…みたいな話。「もう勘弁してくれ」と言い出したくなるようなかなりヤバめの映画だった。一方後半は裁判モノとしては面白かったけれど、前半と比べると少しテンポダウンしてしまった印象が強い。ラストも観客に追い打ちをかけるように後味悪いし、こんな映画が日本で製作されていたことが本当信じられないっす。

追記
ダレると思ってた後半の方がずっと面白かった。秘密のノートを机の上に置きっぱなんて危機管理能力低すぎ!劇中登場映画は『外人部隊』と『あいつと私』
松岡茉優

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