ごっちゅん

オズの魔法使のごっちゅんのレビュー・感想・評価

オズの魔法使(1939年製作の映画)
5.0
"心の美しさは愛することではなく
 愛されることで分かる"

黄色いレンガをたどって!

カンザスの農場で巨大な竜巻に襲われたドロシーが目を覚ますと、家もろともオズの国へ飛ばされてしまっていた…

東京国際映画祭にて!🎥
何年振りに観たかなぁ、?まさかスクリーンで観られる日が来ようとは!

生まれて初めて観た洋画は「オズの魔法使い」だと思う。はっきりと分からないけどそれくらい記憶の奥深くに根付いている思い出深い作品。昔は吹替だけど、台詞とか動き、展開は全部!覚えてた!笑


オズの国へ迷い込み、家の扉から外に出た瞬間モノクロの世界が一変し、カラフルに色付くショットは素敵過ぎる!
未だにちょっと鳥肌立つもんね。

名曲「Over the rainbow」🌈改めて良いですね。途中差し込まれるミュージカルパートも素敵。皆んな歌唱力えぐい、見た目とのギャップ凄いけど。

大好きなシーンやキャラクターがたくさんあるのよね。カカシ、ブリキ男、ライオンに出会う所それぞれ何だか楽しい😄
ライオンがドロシーに顔面ぶたれて引く程泣いてるのめっちゃ面白い。そんな泣かなくても、、笑
オズの魔法使いから魔女のホウキ持ってこいや!って怒鳴られて、一目散に逃げていくライオン好き。んで何故にダイブで窓突き破って出て行くんだ?!

ライオンにハマってます。🦁
変な奴ばっかりや。

関係ないけどブリキ男の家の近くでばかデカい鳥がうろちょろしてるのがず〜っと気になってる笑

逆にトラウマになるシーンもたくさんある。
羽生えたお猿が大挙して襲いかかってきてドロシーを攫い、カカシさんの藁をぶち撒けていくという、マジ泣き必至の所業には当時面喰らったものです。😭
あと魔女がシンプルに怖い、THE魔女っていう風貌で竜巻の中でチャリ乗ってるおばさんが変化するとこも怖い🧙‍♀️
ただ姿勢の良さといい、音楽といい、今観ると笑っちゃう。

"やっぱりおうちがいちばん"

カカシが欲しい<脳みそ>、ブリキ男が欲しい<心>、ライオンが欲しい<勇気>。そしてドロシーが欲しい家への帰り道、つまり<自分の居場所>。
心から本当に望むものは実はとても近くにある、そして自分が気付いていないだけでもうその手に持っている。


モノクロ映画やミュージカルを抵抗なく観られるの、てか好きなのは間違いなく今作の影響だろうなァ。

"子供の心を持つ皆さんと子供たちに本作を捧げます"
ごっちゅん

ごっちゅん