名曲「虹の彼方に over the rainbow」を生み、ジュディ・ガーランドを"天才子役"から"永遠のスター"にしたミュージカル・ファンタジー。
ライマン・フランク・ボームの児童文学(The Wonderful Wizard of Oz)を、4人の巨匠(リチャード・ソープ、ジョージ・キューカー、ヴィクター・フレミング、キング・ヴィダー)が"リレー"監督(クレジットはフレミングの名前のみ)。
原題:The Wizard of Oz (1939)
カンザス州の農場で暮らす少女ドロシー(ジュディ・ガーランド)は、愛犬トトを連れて家出し、竜巻に飛ばされて、"オズの国"に迷い込む。
故郷への帰り道を知っているという"オズの魔法使い"を訪ねるため、黄色のレンガ道を辿りながら、エメラルドの都に向かう。
途中、“脳みそのない案山子”(レイ・ボルジャー)、“ハートのないブリキ男”(ジャック・ヘイリー)そして“勇気のないライオン”(バート・ラー)と出会い、一緒に"オズの魔法使い"に会いにいく…。
「虹の向こう そこは青い鳥が飛んでいる。鳥が虹を越えるなら、私だってできるはず」
「誰も見たことがないんだ。じゃあ どうして、いるって判るの?」
「心から求めるものを探すなら、きっとうちの近くにあるんだわ。うちになければ、どこを探してもないのよ。そうでしょ」
"there's no place like a home"