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みじかくも美しく燃えのmhのネタバレレビュー・内容・結末

みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

テーマ的にも作劇的にも尖ってるラブストーリー。
説明なしで、いきなり駆け落ちからスタート。だんだん事情がわかってくる。
・女性は綱渡りパフォーマー。
・男のほうに家庭があること。
・脱走兵は処罰されること。(にも関わらず、駆け落ちした)
・女性には生活力があり、男にはないこと。
助けてくれるひとがみないいひとかつ、余計なおせっかいをやくのがいいね。
男のほうがパワハラめいてることに時代を感じる。当時ならわりと普通か。
邦題を鵜呑みにすると男女二人ともが主人公な印象だけど、原題では女性の名前だけとなっているので、ちょっとニュアンスが違ってるけど、そのあたりは些細なこと。
ラストのフリーズフレームが決まってた。
時代的に反戦メッセージ、ヒッピームーブメントのさきがけという受け止め方もされたとのこと。
ストーリー以上の情報が心になだれ込んでくる、とてもいい映画でした。
面白かった!
mh

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