Kumonohate

哀愁のKumonohateのレビュー・感想・評価

哀愁(1940年製作の映画)
4.0
「君の名は」の元ネタであることは見た瞬間にわかるワケだが、片はハッピー・エンドで片やトラジック・エンドという違い以上に、ストーリー途中の湿気の質が全く違う。詳しい理屈は知らないが、東京の気候は湿度が高くてウェットなのに対し、ロンドンの気候は湿度は高いがドライなのだそうだ。まさにそんな感じ。同じ高湿度でも、「君の名は」の陰湿さに比べると本作は遥かに乾いている。ただし、ヴィヴィアン・リーと岸恵子の超絶可愛さは共通。
Kumonohate

Kumonohate