磯野マグロ

墨東綺譚の磯野マグロのレビュー・感想・評価

墨東綺譚(1960年製作の映画)
3.4
【歩いてみたかった】26

いろんな話を混ぜて、だいぶ苦労して映画化したように見える。荷風散人っぽい人が飲んでるおでんやと、蚊柱の立つ玉ノ井の狭い通りがいい風情。道の真ん中がドブなんだから、それはなかなかな臭いがしたのだろうなあ。山本富士子は美しく、行徳は遠く、張り合おうとする種田の妻がこわい。
磯野マグロ

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