何回か観ていますが、観る度にやっぱり面白かったと思う作品。2時間半、次から次へと様々な事態がおこるので飽きずに最後まで観ることができます。アクションとドラマ的な要素のバランスが良く、内容を飲み込みやすいのも嬉しい。
主役はバットマンですが、本作では完全にジョーカーの存在感が他を凌駕しているように感じます。演じたヒースレジャーはこのとき20代だとか…冗談かと思った。笑 彼が登場するだけで何をしでかすのかとワクワクしてしまう魅力があり、好きになってしまいます。爆弾のスイッチがなかなか起動せずわたわたしている姿がお茶目で可愛い。取り調べ室でのやりとりは役者の演技力を堪能できる名シーンであり、個人的には吹替も見事だと思います。そしてもう一人の重要人物トゥーフェイスことあの人物も、悲しみと狂気が入り混じった良いキャラクターでした。コイントスで生死を決めるのも面白い。この2人のヴィランの登場により、正義と悪の考え方、そしてバットマンとしての生き方に繋る…。よくできた脚本に満足感が得られました。
いつも気になるのが、2隻の船に爆弾のシーンで囚人のボスみたいな人が起爆装置投げたとき窓枠にぶつかるところ…あの衝撃でスイッチ押されちゃったらと想像しちゃってコントの爆発オチの映像が頭を過ぎります。笑
