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ダークナイトのIdeonのレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
4.0
ゴッサムシティのギャングたちを震え上がらせたバットマンだったが、新しい敵ジョーカーは、金にも地位にも全く関心のない悪事を働くことだけが喜びという異常者だった。行動原理が読めないジョーカーに、バットマンとゴードンは手を焼く。ギャングたちを牛耳ろうとするジョーカーに、街は混乱の渦に飲み込まれていくのだった…というお話。
IMAXレーザーで再鑑賞。プロット、演出、演技、撮影など全ての面でレベルが高く、まさに重厚な超大作である。それまでの4作はおもちゃ箱をひっくり返したような賑やかさだったが、C・ノーランがリブートした3作は暗く重々しい人間ドラマになっている。その中でも、この2作目が一番完成度が高いと思う。究極の悪を演じるヒース・レジャーの鬼気迫る怪演。カーチェイス、爆破シーンの凄まじさ。IMAXの効果を堪能できるベストな作品の一つである。
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