成田007

バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲の成田007のレビュー・感想・評価

3.6
ジョージ・クルーニー、アーノルド・シュワルツェネッガー、ユマ・サーマンなどとキャストだけでも最高。登場キャラクターもキャットウーマン、ハーレイ・クイーンに次ぐ人気女性ヴィランのポイズン・アイビー、氷男のミスター・フリーズと怪力男のベイン。さらにバットマンとロビン、追加メンバーのバットガール。キャストとキャラ共には最高です。

バットマンとロビンは前作のフォーエバーよりさらにスタイリッシュになってかっこいい。喧嘩ばかりの二人だけど、閉めるとことはしっかり締めてくれる。新メンバーのバットガールは荒々しさと若さで今までのバットマンシリーズになかった新たな展開を生んでいて面白かった。バットガールの姿がこれきりだったのが残念です。是非とも復活させて欲しい。

今作のヒロイン的存在のユマ・サーマン演じるポイズン・アイビーはフェロモンを操る植物女。あの美しい容姿でフェロモンまで操ったら、どんな男もイチコロになってしまいますよ。バットマンとロビンもかなりメロメロで危険な状態でした。ゴッサムにはいい女は悪い奴しかいないの一言に尽きます。

次にシュワちゃんのミスター・フリーズはなかなかいいキャラクターでした。まず、見た目の大物感が半端じゃない。また、彼の悪事を働く理由には切なくて涙が出てきます。そしてラストの展開にもしびれます。

前作以上に大味な娯楽映画ではあるが、随所で感動させるところもあります。派手なアクションに豪華俳優陣とこれぞヒーロー映画的な一本です。
成田007

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