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ダンボのnamのレビュー・感想・評価

ダンボ(1941年製作の映画)
3.7
「キュートなダンボに癒される ディズニークラシックの名作」

ディズニーデラックスというディズニー、ピクサー、マーベル、SWという大量のメガコンテンツを保有するディズニーが満を持してのローンチをした「ディズニーデラックス」をDL記念に実写の予習も兼ねて鑑賞。

子供の頃にビデオで観ていたのがかなり懐かしい印象でしたが、1941年の作品という事で元はそんな昔だったのかと驚愕でした笑 長編でいうと白雪姫、ピノキオ、ファンタジアに続く位置付けで、ディズニーのお家芸たる動物をコミカルに可愛らしく描きつつ、音に合わせた気持ちのよいアニメーションの基礎を強く感じます。

ストーリ自体はとてもシンプルで大きな耳でいじめられ、母親とも離ればなれになる不憫なダンボをネズミのティモシーが勇気付け、その欠点とも思われていた大きな耳を活かして空を飛ぶという終盤に向けてカタルシスが集約されるストーリーでしたが、小さい頃はそんな余計な事も考えずにただただ可愛いらしいダンボちゃんに癒され、大人になった今でもそのキュートな印象は変わらないです。

そしてそんなキュートな子供向け全開のアニメかと思いきや唐突に現れるディズニーきってのトラウマ映像笑「ピンクの象の行進」、プーさんの「スオウとヒイタチ」に並ぶドラッキーな映像は強く印象に残ってますね。今観てもやはりぶっ飛んだ映像でした笑

この題材をティム・バートンがいかに料理するのかとても楽しみです。特にピンクの象はどんな登場をするのかも個人的には注目です。
上映時間もわずか64分なので予習がてら観てない方はぜひ。

しかしディズニーデラックスすごいなぁ
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