市民ケーンがアメリカンサイコになる話です!
文句なしの大傑作ですよ。
さすが優等生の方のアンダーソン。
でぃすいずあめりか!
な本当にすっばらしい一作でした。
今も石油でパイプラインで戦争して
バンバン人をころしていますものね。
その結果がThere will be bloodで、
ダニエルの末路なわけですが。
映画史に残る伝説の名台詞
『お前がミルクセーキを持っているとしよう…!』
の下りはあまりにも見どころなので
そこまで是非見てほしいです。
ちょっとネタバレです。
一番思ったのは、最後の対話で、
あの人が折れていなかったら
きっと彼は最も敬虔な信徒になったのでは
ないかなぁってことです。
でも裏切られてしまって。
極北とも言える彼まで石油やお金という
恐るべき悪魔に屈してしまった。
それが彼の最後の背中を押してしまったのかなって。
転がすBowlingと穴を掘るのBoringをかけていて
それでボッコンボッコンのとかとても良いです。
あんまりにもひどすぎてちょっと笑いましたが。
語りたいことが多すぎます。
石油で洗礼受けていることとか
カインとアベルのこととか、
石油事故のあたりが爆撃のオマージュっぽいな
とかとかとか!
難しいと思ってもぜひ見ましょう。
そうしましょう。