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真昼の決闘のpauhのネタバレレビュー・内容・結末

真昼の決闘(1952年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

午前10時の映画祭で町山智浩さんの解説付きのを鑑賞しました!
作品の前後に約10分くらい(体感なのでわかりませんが)の解説があるのが、とても理解が深まり聞いていて楽しかったです。
劇中、冒頭やゲイリークーパーが街中を仲間求めて歩く際などに流れている曲も耳に残るような感じで、歌詞の解説も聞いていたのでさらに楽しめた感じがしました。
シンプルなストーリーですがテンポもよく飽きること無く、色んな人物の交差が面白くて夢中になれました!
知らんぷりするような、今までの街への貢献を無視して善人ぶった言い方をして協力してくれない街の人への不信感が観ていて募り、ラストの無言でバッチを捨てて出ていくシーンはある意味スカッとしました。
実際の決闘シーンもハラハラ感があり面白く、奥さんが言われて感化されたのか敵を撃ったシーンも良くやった!と思えて、小屋が燃やされて馬を逃がすシーンも良かった...と安心できました。
全体的に中弛みも無く、ずっと楽しめる面白い作品でした!

赤狩りという歴史的背景も同時に知る事が出来て、他にも沢山色んな映画を見たくなったのでそういう意味でも最高でした。
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