月の狼

日本沈没の月の狼のレビュー・感想・評価

日本沈没(1973年製作の映画)
4.0
なかなか面白い。

公開した年を考えると
かなりの予算を掛けて制作したのが分かる位に
映像が素晴らしい。

2時間半程の作品だが内容もバランス良く、
日本各地が崩壊・沈没していく悲劇と
その現実から可能な限りの対処を模索する政府、
吊り橋効果で運命の相手だと思い違いをする主人公とヒロイン。

配役も十分魅力的な役者を揃えてて
説得力がある演技をしている。

特撮が一番の売りだけあって
ミニチュアと実写の合成が非常に上手く、
見過ごす事が出来ない程の巧みの技が
後半に長々と続く。

この様な作品を鑑賞すると
自国の崩壊がいきなり来るのでは無いかと不安になる。
それ程までに心にズシンと来る作品だ。
月の狼

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