透明人間というテーマをを真正面から描いた映画
前半は透明人間という存在のワクワク感を、後半は恐ろしさを見せてくれてたので一度に二度おいしかったです
中途半端に透けて筋肉や血管だけ見えるのとか、持ったものや吹きかけたスプレーなどが浮いて見えるのとか、昔の映画ながらもそういうところをちゃんと見せてくれるのでほんとに楽しいです
あと透明人間視点カメラのシーンが良いよね
透明人間の醍醐味である他人プライバシーを覗き見る背徳感をダイレクトに共有できます
そして終盤のバトルもしっかり知恵比べしてて面白い
透明人間ならではの戦いに熱くなれました めちゃくちゃしつこいのも人間離れした化け物みたいで興奮する
ただ消火器があまり有用でなかったことが納得いかない あんな粉浴びたらすぐには落ちないだろ
これは関係ないけど昔読んだ漫画の作者がこの映画のまぶたも透明だから目をつぶれなくて光に弱いという設定に感心してたのを思い出しました
あと終盤のスケスケのキスシーンは刃牙みたいで笑っちゃいました
