会話のトーンがリアルでその日常の中に殺しという物騒な要素が自然に溶け込んでいるのが面白かったです
喧嘩して仲直りするのと同じような感覚でヤクザにカチコんで、それでなんかいい話風にするという
アクションもスローなどの小細工はなく、ガチでしばき合ってるようにしか見えないバトルに興奮しました
でもトーンがリアルなだけでセリフ自体はいかにも観客に向けてウケを狙ってるようでちょっとキツい
しかもそのセリフがいかにもな冷笑系な上に視点がかなりありふれてる
野原ひろしの言ってない名言を語る店長を馬鹿にしたり漫才批評するツイッタラーを馬鹿にしたり
あるあるネタとしてもベタすぎないか
絶対ジョジョネタ入れてきそうだなと思ってたら案の定入れててうわぁと思いました(しかもそのジョジョネタはジョジョネタを使う人をさらに冷笑する系)
まぁ最強の殺し屋女子高生って属性の時点でかなり臭うので仕方ないか
この映画をわざわざ批判するのも逆張りみたいに思われそうだしあんまり言いたくないけどせめてもの抵抗としてエンディングをスキップしました
