ミンボーの女のおばけのネタバレレビュー・内容・結末

ヤクザ映画は北野武しか観てこなかったのでヤクザの顔ぶれは、親しみやすかったものの、本来の弱者に取り入り、恐怖で支配する手口を初めて知った。客観的に観ていれば、ヤクザの描いているゆすりのストーリーはわかるのだが実際に、それをされたらきっと恐怖に負けてしまうだろうな、と思った。(総支配人、まひるに相談しなよ！！って何度も思ったけど自分の恥を晒すことができるか、という問題がみえてくる。最後に真実をまひるに伝えた場面での、まひるのありがとう、という言葉が沁みる)

初めはかなりコメディタッチ(鈴木の知らず知らずにヤクザ口調になっているところとか、机の下に隠れてたりとか)で本当にエンタメとして大変楽しめた。

まひるの過去の話をしている際にブランコが少しずつ止まっていく演出はベタだけど良かった。