ミンボーの女の作品情報・感想・評価

「ミンボーの女」に投稿された感想・評価

Guy

Guyの感想・評価

2.5
時計仕掛けのオレンジぶりにタイツチョッキン観ました笑
かなりシリアスな話なんだけど伊丹監督のテイストが盛り込まれて相変わらずの作風。
作品に込められたメッセージが胸に染み渡ります。
Ayugon

Ayugonの感想・評価

4.0
やくざ映画だー
わーいわーい
若かりし頃の柳葉さんや今はもうお爺さんとなってしまった俳優さんがわんさか出ていて、ひとり盛り上がって見ていました。
やくざ映画ではあるものの、コミカルな音楽がテンポよく物語を展開していたと思います。
やくざって暴力しか取り柄のない暴力バカかかなり賢い、インテリやくざの二つに分けられると思うのですが、それが大変面白おかしく描かれていて観ていて楽しめました。やはり、法が関わってくるので今まで私が観てきたこの手の映画の中では暴力少なめな印象でした。
伊丹十三、演出が派手なので面白くていちいち笑っちゃう 面白くて説教くさくないところが好きなんだけど、真面目に観るとほんとうに人間関係の勉強になる 対ヤクザじゃなくて対人類に使えるライフハック

あと深見じゅんの『悪女』みたいな感じで、明るくて賢くてエネルギッシュな女の人が出てくる作品がほんとうに大好き わたしもお仕事がんばろう… 強く生きていきたい……というきもちになる
KAORU

KAORUの感想・評価

3.5
ヤクザとホテル側の壮絶な戦い。こんなことが本当にあったら、ゾッとするな。
しんじ

しんじの感想・評価

4.1
最後30分くらいはグッと映画に引き込まれた。話が分かりやすいというのもあるが、演者の演技が凄すぎる。

~の女 シリーズは全部制覇したいと思いました。
春21号

春21号の感想・評価

4.4
個人的にマルサの女より好きです。
本格的に民間vsヤクザを描いた伊丹映画の傑作
本当によくぞやってくれた!って感じだったんだろうなこの作品は
暴対法が出来た次の年に公開されたそうで
本当にマルサの女といい伊丹さんの瞬発力あるジャーナリズム精神はすごいと思いました。
暴力団に対するhow toとしても良くできている本作ですがエンタメとしても一級品です。
流れるようなカメラワーク 決め絵をバッチリ入れて間を感じさせないように次々に話が展開していく、そこに役者の早口も相まって全く隙を感じさせない
この手の映画でありがちな登場人物が誰が誰だか分からないという事も文字通り色分けされた美術と役者陣の特徴的な顔で全く混乱させないようにできている。
90年代から0年代に量産されたお仕事コメディの元祖のような作品だと思う。
以降の作品が本職をバカにしくさってジャンルごと見失っていたのに対してこの作品はその世界への愛をちゃんと感じさせてくれる。
たしかにベタに感じるところもあるがそこさえもこの庶民の味方に振り切った本作なら許せてしまう。
もう本当面白かった!万人に受けるこれぞ大衆娯楽といった感じの作品だった!
みて!
これ観て、ちゃんと理解すると…世の中の悩みの9割が解決すると思える超傑作。

だってさ、人間関係のトラブル全部回避できるよコレで!
pongo007

pongo007の感想・評価

4.5
 民事介入暴力、ミンボーの恐ろしさを世間に知らしめた傑作です。この映画でヤクザをさんざんこき下ろした伊丹十三監督は、本当にヤクザに襲われて、顔を切られました。衝撃でした。いるんですね、そういうヤクザって。軽蔑します。暴力に対して映像表現でヤクザに立ち向かっていった伊丹監督を尊敬します。
 話は、東京の格式高いホテルヨーロッパが舞台。いろんなタイプのヤクザがいろんな揺さぶり、脅しをかけてきます。ヤクザ役の伊東四朗、中尾彬、我王ぎんじらが、とてつもなくおっかない。いろんな脅迫をしてきます。
 ホテルを救うためにきたのが宮本信子演じる井上まひる弁護士。へなちょこなホテル従業員を鼓舞して、ヤクザを撃退していきます。ラストは壮快です。
 井上弁護士が、ヤクザは人を恐怖で支配して、人の尊厳まで奪おうとする。それがゆるせない、みたいな台詞を言う場面が好きです。
 ヤクザをかっこよく描く映画が全盛のころ、伊丹監督はこの映画撮るのに、すごく勇気がいったと思います。伊丹監督のおかげで、ヤクザはかっこよくないものだとみんなが理解できました。ありがとう、伊丹監督!
 

このレビューはネタバレを含みます

宝田明が美人局に引っかかるオッサン役なのはちょっと笑った
若かりし柳葉敏郎の鉄砲玉っぷりにもびっくり。役者やなぁ
DcatcHerK

DcatcHerKの感想・評価

4.2
 監督がアンタッチャブルな領域にしっかり取り組んでくれた意欲作だと思う。それまでのやくざは、なんとなく美化され過ぎて描かれていたという感じだったけど、まっとうに描いてくれた。
 パンフレットの中で伊丹十三監督が、暴力について次のように語っている。
 「人は誰でもやくざを恐れる。やくざの前では、目を伏せて、かかわりあいにならぬようにして生きている。やくざの前では人々は誇りを踏みにじられ、屈辱に耐えている。私がやくざを許せないのはそこなのです。やくざが人々を恐怖で支配し、それによって意思決定の自由を奪い、人々に屈辱の人生を強いることなのです。」
 これは、“やくざ”ということでなく、“誰”かの暴力による支配を受けずに自分の人生を生きられることが大事なのだと思う。
 そして、そのためには、一人一人が勇気をもって、助け合って暴力に立ち向かうことが必要なんだと改めて教えてくれた。
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