オーウェン

アーマード 武装地帯のオーウェンのレビュー・感想・評価

アーマード 武装地帯(2009年製作の映画)
2.7
現金輸送車の警備をする男たちが、その現金を横取りするためある計画を企てる。

B級の出演者たちでお送りするB級アクション。
ただB級の中でも程度は相当に低い。
何しろ計画実行まで30分間程掛かるのだ。
1時間半も満たない上映時間なのに、やけに長く感じた。

計画も6人組の中で1人だけ新人という設定で、過去にトラウマがあるだとか、金に困っているだとか計画の必要性を突きつける。
嫌々ながらも参加したが、こういうタイプによくあるアクシデントが起きる。

ポイントはこの現金輸送車が防弾で外から侵入不可能ということだ。
ここを拠点に新人のタイが現金とともに閉じこもる。
そして残りの5人は鍵開けにひたすら突貫工事(笑)
この間抜けな図が映画を象徴しているだろう。

マット・ディロンにジャン・レノ。ローレンス・フィッシュバーンと全員髭の悪人面。
驚くほどあっさりとした扱いのレノなど、もはや割り切って出演しているのだろう。
都合よく退場する残りの二人もそうだが、過度な期待は禁物だ。
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