全編ザラついたモノクロ。
数学の天才マックスがπの謎に挑む作品なのだけど、学術的な知識が必要という訳ではなく、どちらかというと前衛的なアート色の強い作品。エレクトロニックなBGMはめちゃくちゃカッコいい。
ダーレンアロノフスキー監督が29歳の時に撮ったらしい。
15年くらい前に観たとき、「おもしろ〜」と思って、これに似た映画はないか探したりしていた。
結局、似ている映画はみつからないまま時は経ち、内容もほとんど忘れてしまっていたけど、おもしろかったという印象だけ記憶に残っていた。
久しぶりに観たけど、あれー？？全然おもしろくない笑
それどころか退屈で仕方がなかった。自分の感性が鈍感になってしまったのだろうか。狂人の神経症的な頭痛、耳鳴りのシーンが多く、ちょっとこちらの頭が痛くなりそうだった。（心身が弱ってる時には観ないほうがよさそう。）
大人になっておもしろさがわかるパターンはあるけど、その逆パターンになってしまった。
