荒野のヒッチハイカーに御用心。
ヒッチハイクで拾った男がヤベ〜奴だった。シンプルな設定だからこそシンプルに怖い名作スリラー映画。
この映画を語る際によく引き合いに出されるのがスピルバーグ監督の『激突!』だけど、この二作に共通している"すぐに助けが来ない状況で、ひたすら異常者に追い回される"っていうシチュエーションが、やはり人間にとって一番怖い設定なのかもしれない。
怪力のホッケーマスク男が大学生を襲う可能性もなくはない(?!)と思うけど、それよりもはるかに生々しくて現実的なシチュエーションで、"今度自分が荒野をドライブしているときに、こういうヤバい奴がヒッチハイクしてくるかも…"っていう被害者に自分を投影しやすい内容だったからめちゃくちゃ怖かった。殺人鬼がなかなか頭のキレる奴なのも恐ろしい。
とりあえずヒッチハイカーは当分拾えないかもしれないな……どこかで見かけたら絶対この映画を思い出してしまうかも。
ハンバーガーは美味そうだった🍔