とぽとぽ

都市とモードのビデオノートのとぽとぽのレビュー・感想・評価

3.5
ヴィム・ヴェンダース✕山本耀司、フィルムとビデオカメラによるアイデンティティとファッション。普遍的なものと今、そして昔。言葉を選んでいる間も切らずに回し続けているが使われる。彼にとって女性という切っても切れない重要な存在の大きさ。ヴィム・ヴェンダース監督が調理することでより謎めいた感じに紐解くヨウジヤマモトの服作りの哲学、込められた意図(糸)。素材とシルエットやタッチ(風合い)が重要で、意味をまとうのが嫌だから黒。当時80年代末の日本の空気とギラつき。
とぽとぽ

とぽとぽ