さな

ゴーストワールドのさなのネタバレレビュー・内容・結末

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

びっくり、あまり刺さらなかった

主人公がいかにも若者ぽい(作中では本人が違う種類のいかにも若者を嫌っているけど)
高校時代は描かれていないけど、同級生に「君たち変わってる」って言われてるところからしても分かる
学生の時は、学校と言う決められた場所の中でみんな好きなことして、その中でも彼女たちは「自分は俗な人間じゃない」と思いながら生きてきたし、高校卒業後も大学に行かずそのまま自由にはみ出して生きていくつもりだったんだと思う

スカーレットヨハンソン(名前忘れた)は自由に生きながらもちゃんと働き、同居の家を探したり、決められた中でも自由に生きている
でも主人公は働かないし周りの人達をみんな馬鹿にしたように生きていて、ずっと見ていて良い気がしなかった
個人的な意見だけど、物語の主人公に必要なのはリアルな人間性ではなくて、人間らしいところもあるけど憎めないような、結局は良い奴みたいなキャラクターが好きだと気付いた

絶対好き!と思いながら観た映画だったから自分の好みとは外れていてちょっと悲しくなったけど、主人公とスカーレットヨハンソンの服装がずっと可愛くて服ばっかり見ていた
主人公の子が服装に合わせてリップの色を大きく変えてるのが可愛くて可愛くて…
メガネを変えてるのも可愛かった

自分が何したいか分からなくなるのも分かる、愛されていたくて周りの人たちを振り回しちゃうのも分かる論理的じゃなく統一性のない行動も説明はできないけど分かる
でも主人公は好きになれない〜〜

シーモアの事は最初はおふざけで近付いたけど、最後の方は遊びじゃなくて、ただ居場所が欲しくてでも誰でもいい訳ではなくて、シーモアを選んだんだと思うから一概に悪い!とは言えないけど、
やっぱり1人で生きてきて1人で生きていく予定だったのにいきなり現れた女の子に振り回されて、違うちゃんとした大人の女性と付き合うことになったのに更に振り回されてドロドロに沼ってしまったシーモアは可哀想だと思う
さな

さな