ラーチャえだまめ

ゴーストワールドのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
4.5
どーもどーもスタバに吸い寄せられる人をシロアリと呼んだらキレられますラーチャえだまめです。本日はコチラの映画を拝見させて頂きました


【ゴーストワールド】!!!……批評家から絶賛され数々の賞レースにノミネートされたオリヴィア・ワイルド監督のデビュー作「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」が日本でもヒットした記憶が新しい、その「ブックスマート〜」が“手本”として参考にしたとされる作品がコチラ、中学イケてない芸人ならぬ学園“こじらせ系女子コンビ”の「元祖」と言われ、2000代初期に爆誕し公開当時はそれほど話題にならなかったもののその後“時代が作品に追いついた”とばかりに一部ファンの間で“人生のバイブル化”し再評価されはじめ、そして22年後の今になって再上映された知る人ぞ知る?青春映画……という訳で今回拝見させて頂いた次第であります。 


ちょっと前までDVDも廃盤になってて、ホントに知る人ぞ知る映画だった本作が劇場で公開される、これはもう「いつ見に行くの?」「今でしょ…?」……あこのネタもう10年前のネタって知ってました?今10歳の子知らないんですってぇ!?いやーもう嫌になっちゃいますね。そんな今からほんの数年前だと錯覚したら歳がバレる2001年に公開された本作、主演は当時「アメリカン・ビューティー」で注目されたソーラ・バーチと当時まだ15歳の“小グモ”だった我らがスカーレット・ヨハンソン!?(ちなみにこの2年後に出演した映画が「ロスト・イン・トランスレーション」の新妻役だと知りさらにビビる)


この初々しさMAXの幼なじみの仲良しこよしコンビのティーン、イーニドとレベッカが、これまで2人とも甘酸っぱいアオハルとは無縁の人生を送りこの世界に住むナイキシューズに憧れビッグマックに異常な愛情を注ぐ“愚かな人種”を見下しながら、あーだこーだ街の“ご意見番”とばかりに“世の中の不満を口から垂れ流し”て息をする日々。わかりますわー、今でいう“バズり”に異常に反応する連中のことですよね?私も産まれてこのかた完全に“コッチサイド”の人種なので性は違えど2人に対して親近感を感じずにはいられませんでした。いつの時代にもいるんですよね、世の中になんとなく“馴染めない”どころか疎外感を感じて生きているシーンがあるというか。それが今では「個性」みたいな言い方されてようやく市民権を得るところもで始めたものの、2000年代はまだまだ“ハミダシモノ”として虐げられていたわけです。



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https://www.edamame-movie.com
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