まさかゴーストワールドが劇場で観れるとは!
10年ぶり2度目の鑑賞。
やっぱり面白い、大好きだ。
偽モンばかりな、と達観した気分で、周りの数段上のセンス・洞察力を自覚するイーニドとレベッカの2人。まあみんなキモい、くだらん、ダセー。しょーもな。そう思って生きてる。
それゆえの生きづらさはウラオモテで、しかも若さゆえの驕りも手伝って、イラつくし、傷つく。内省も人一倍。
それゆえお互いへの信頼(依存)は厚い。
出会ったレコードオタクのおっさんシーモアは、普段の生活からは規格外の存在。イモさの中にチラと光る本物の輝きをかぎとる、イーニド。レベッカはセンサーがやや鈍くその光は感じない(なので生活力はある)。
ああ、、、物語の道具立てとして
好みすぎる。
ファンタジックな表現だが、ラストはゾッとするほど残酷だ。こんなふうに閉じるって、覚悟がすごい。
イーニドがずっとかわいい。
レベッカの声がかっこいい。
シーモアはなんだかんだセクシー。
ああ、映画だった!