◼️モラトリアム映画〜🎬◼️
10代、20代の方におすすめしたい映画ですね〜
”モラトリアム”とは、1959年に発達心理学者のエリクソンが提唱した概念。
青年期から成人期に移行するときを”モラトリアム”と定義している。
青年期が終わる頃には、大学生・または大学を卒業し社会に出ていく人が多い。
アイデンティティを確立し、社会的責任を担う準備をする期間と言える。
主人公イーニドはモラトリアム期とも言える。
親友のレベッカ(スカーレット・ヨハンソン)と一緒に、世の中の人を幻想や想像で考え、軽蔑している。
しかし、レベッカが働き始めだんだん大人になっていくのに対して、イーニドは自分だけ取り残された気持ちになっていく。
他の人に対する無関心より世の中がわからなくなっていく主人公は、「ゴーストワールド」で生きているように感じるようになっていく〜👻
最後のバスに乗っていってしまうシーンは色んな解釈ができる。
原作のアメコミではいい解釈のようですね!
◼️多様性を描いた映画とも言える〜◼️
20年前の映画ですが、今の時代にも通じる映画なのではないでしょうか?
一般的と言われるものが正しいのか?
映画の中には一般的とは外れるような人が出てきますが、それはそれでいいんじゃない?
☑︎冴えない男シーモア
☑︎ヌンチャク男(笑)