一度目の鑑賞がDVDが壊れており、二度目にしてやっと鑑賞完了。
モハメド・ラフィの音楽がこの映画に合わせるのか!と最高にいけている。
誰にも告げずに消えることは可能なのか。現代では全くもって難しい。自分の居場所を自分で見つけたいだけなのに場所が合っていないなら何処かへ旅立とうと思うのは当たり前のことなのではないか。ゴーストのように消息を途絶える人が皆んな事件に巻き込まれたという風になってしまう世の中はとても嫌だと感じる。もしかしたら、自分をその場所に縛っているものは人との関係性だけなのかもしれない。
正直なことを口に出せば仕事も何もかも上手くいくわけでもなく、だからと言って嘘を言うことが正しいと言うの?と主人公の女の子の何の迷いもなく自分を貫く姿が清々しく憧れる。それが故、世渡りが下手なのも理解できる。
お金を稼ごうとフリーマーケットを開けば売りたくないものばかりで客がいるのに拒んでしまうことが出来てしまうことこそ羨ましい。あの場でそんな対応出来るだろうか。
ファッションやビジュアルが強めのキャラクターというだけではなく、内容もとても好きだった。
わたしが正しいんだという強い姿勢は若さの特権かもしれない。