トランスマスター

ゴーストワールドのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
3.5
♯ 177 ダメに生きる

90’sのLA郊外が舞台。
高校を卒業したばかりの白人(以下スカヨハ)とユダヤ人JK2人組が親元を離れて2人暮らをしようと計画。スカヨハはさっさとコーヒーショップで働き始め物件選びや雑貨屋巡りなどいつもと変わらずポーカーフェイスでKGBエージェントのようにミッションを淡々とこなす一方、主人公のジューイッシュサブカル系ムチムチこじらせメガネ女子イーネドは独特の感性の為社会に迎合できずに苦労が絶えない日々。ガレージセールで知り合ったアナログレコードコレクターの中年男(以下ブシェミ)に興味を持ちひたすらダラダラするストーリーです。※ホラー映画ではありません。

◆良い点/注目ポイント
・カラフルな洋服とスカヨハの引き締まったスタイルと滝沢カレンのような髪型、ソーラ・バーチの高校生とは思えない貫禄のあるムチムチボディ視覚的に楽しませてもらいました。
・ブシェミの演技のうまさは本当に脱帽です。

◆改善点
・最後のオチが少しモヤモヤしました。廃線バスは猫バスという事でしょうか。

◆総括
・原作漫画を読んだことがないのですが、海外ドラマを見ているような不思議な映画でした。『ナポレオン・ダイナマイト』のようにゆるゆるな作品です。
ちなみに本作に
【幽霊】は一切出て来ません(笑)

-2020年 177本目-