にこ

サラの鍵のにこのレビュー・感想・評価

サラの鍵(2010年製作の映画)
3.5
ナチス占領下フランスて起きたヴェルディヴ事件を基盤に作られた本作ですが、永遠の0のように現代と過去を交互に映し構成されています。
前半、サラの置かれた許し難い状況には、まだまだ無知であった私にはフランスでもナチスの迫害が行われていたことに驚きがあり、作品に引き込まれたが、
後半どうなるのかと思っていたが、視点が現代にほとんど定まり、サラの苦悩や人生がサラッと流されてしまい、拍子抜けを食らってしまいました。
だけど、ナチス物特有の暗さがなく、すごく見やすい作品ではありますね。
にこ

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