シドニー・ホワイトと7人のオタクのフリーザのネタバレレビュー・内容・結末

面白い。
いやこういう青春コメディは幾らあってもいいんですよ。

邦題からわかる通り『白雪姫』の物語を現代のアメリカのキャンパスライフに落とし込んだ作品。
現代と言っても2007年の作品なのでSNS等は登場しないし今の感覚で言うと1世代前の学園モノって感じ。

コメディなので細かいツッコミは無しでよろしく！と言ったテンションだし『白雪姫』と同じくもはやファンタジーとして観るのが吉。
『白雪姫』のパロディが若干無理やりな部分もあり毒リンゴの件はなんかこう…もっとあっただろ！というもどかしさ。
またメインキャラクターが多いせいもありイマイチ面白みを活かし切れていないキャラや突拍子もなくハッピーエンドを用意されたキャラもいて少し違和感はある。

ヴィランであるキャラが最後まで徹底的に悪く描かれ救いがないのには時代を感じる。

ベタだけど色んなグループに属する人達が垣根を越えて協力し合ったり喜びを分かち合うシーンはグッとくる。