ルッキオ

007/カジノ・ロワイヤルのルッキオのレビュー・感想・評価

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
4.3
3年おきに公開されるシリーズ一作目。
「スペクター」まで適当な視聴態度で観てきたのでイマイチ分かっていなかった。
前作をおさらいしないと理解できない構成だから、そりゃテキトー民には分からないはずだ。
ネタバレ解説を見て理解度深めてから改めてシリーズ観直すことにしました。


建築現場で始まり、建物破壊で終わるビルド&スクラップな構成。

最初の仕事でMから怒られて、最後に世界遺産を破壊。
ギャンブルしくじって、死にかけて、金〇拷問受けて死にかけて。新人00のくせして無敵感満載のボンド(ただの命知らず)。
拷問受けて車椅子乗ってるシーンの直後になぜかベッドシーン。不死身感満載。

急に辞表出して、バカンスへ。新人のくせに。
任務なのに「お金もらえると思ってました」とかバカっぽい。
耳のイヤホンまるみえだったり尾行がすぐばれたり、ポンコツ感満載。
ダニエル・クレイグの風貌でだまされるけど、諜報員としてはかなり劣等生なのでは?きっとMI6本部では頭を抱えてるはずだ。

ラストの破壊が悲劇を招く。
破壊行為は成功を生まない。このことだけでも覚えて帰って欲しいところです、Mrボンド。

最後の最後に名前を名乗る。
それまでの失敗に目をつむって格好つけてる場合じゃないから!
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