カタルシスは弱いですかねえ。
実話だったらこれでいいかもだけど(良くない)映画的な飛躍やもっと強烈なパンチは欲しかった。
まあ、復讐方法がこれだから低予算では限界があるか。
逆を言えば現実だと映画的な出来事なのに、映画にしたら若干パンチに欠けるという事なのかも知れませんね。
ずっと強かった少女が泣き崩れるシーン、例えば堰を切ったように大声をはりあげて子供のように泣く、みたいなシーンであればもっと感情移入出来たのになあ。
対権力の構図なのに社会的地位を失う場面を描かないのは、映画的に最も不満でした。(主人公の不遇と奴らへの報復がイコールになってない)
とは言え、ストレスMAXな展開に耐え抜く強い少女を演じた彼女の魅力で最後まで観れた。