ペイン

大阪物語のペインのレビュー・感想・評価

大阪物語(1999年製作の映画)
4.3
これは広瀬すずにとっての「ちはやふる」であり、宮沢りえにとっての「ぼくらの七日間戦争」的な作品である。

つまり10代の池脇千鶴の“今この瞬間しかない輝き”をおさめた記念碑的アイドル女優映画なのです。

今や日本映画界に欠かせない女優となった“池ワッキー”だけど、この頃から抜群の演技力。天才ですよ。

話はなんてことない話で多感な少女の成長物語。連想したのは相米慎二監督の「お引越し」。

大阪には縁もゆかりも全くない人間ですけどまぁ楽しかったです。スーパースターの面影ゼロな沢田研二も良かったです。感想おわり。
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