大阪物語の作品情報・感想・評価

大阪物語1999年製作の映画)

製作国:

上映時間:120分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「大阪物語」に投稿された感想・評価

市川準企画@目黒シネマにて。
前から観たかったのだけどDVD化されていなかったので未鑑賞でした。
ようやくDVD化されるということで自宅でも観ることができるので本当によかった。

沢田研二と田中裕子夫妻が夫婦漫才役で出演。
ヒロインはその娘役の池脇千鶴。まだ17歳とかそれくらいのときの映画。

トークショーで犬童一心監督が「東京人である僕が、妄想だけで大阪を舞台にした映画を書いた。」と言っていたが、実際あんな下町みたいな所は限られてるし、出てくるひともコテコテすぎてそこは作られたイメージだな、、という感じはしたが、都会と猥雑さが混在したところや、大阪港周辺や淀川など水辺の景色を多く使っているあたりは本当の意味での「大阪っぽさ」が表現されているな、と思った。
監督が「若菜が大阪の街に『溶けていく』…」と表現していたが、これは大阪の本質をついたいい表現だなと思った。

ロケーションもよく知っている場所が多く、そういう視点で観てもとても楽しめる映画だった。
(最後、橋から河に飛び込むシーンに対して、「そんな突拍子もない」という意見もあるようだけど、ああいう突拍子もない行動するやんちゃな人間はいるところにはいるので、あれは私はよかったと思う。)

一瞬出てくるだけで雰囲気作り出すミヤコ蝶々の凄さを思い知らされた。声と喋り方って大事だな。
田中裕子程の重要な女優はそうはいないであろう。市川準監督だからこその貴重な夫婦出演であり演技合戦である。2人の芝居が普通に面白い。
カット毎にころころと大阪市内の様々な場所が出てくる。ドキュメントに近い様なシーンも多いが悪くない。
個人的には働きまくってた頃であり、東京物語を連想させるビッグなタイトルが鼻につきスルーしてしまっていたが、この映画そして市川準監督作品の素晴らしさがわかっていなかった自分が悪い。
大阪市内の方々を自転車で走り回っていた頃でもある。港区付近の高速沿いの道を自転車で走るシーンとかも何だか懐かしいなぁ。
obat

obatの感想・評価

4.0
池脇千鶴特集
私は大阪を知らない。だからアジアのどこか他国の街並みのように思えた。
沢田の父親はひどいクズなのに、私も色々なことが嫌になったら、同じようにこの街に来てしまいそうだ。
ぴょん

ぴょんの感想・評価

5.0
DVDがでた!!
池脇千鶴最強すぎる!これがデビューとな。
あと挿入歌にサマーヌードが使われてて驚いた
Ridenori

Ridenoriの感想・評価

3.3
池脇千鶴の映画デビュー作。
であるともにそれ以外のキャストもなかなか面白い。ジュリーがお父さんで田中裕子がお母さん。それに加えて有名芸人の数々。濃ゆい。
1999年、ちょうど自分も大阪で小学生やってた頃だ。街の情景にもの懐かしさを感じる。
劇中貼ってあった「2008年大阪オリンピック構想」ポスター。あれから30万博決まって良かったなぁー。
何年か前の市川準特集@目黒シネマで見ていたのを再び。池脇千鶴のPVっぽい感じだったかな、と思いながら見直したんだけど、「池脇千鶴」のみならず「沢田研二と田中裕子」の「ドキュメンタリー」なんだよね、これ。そこにしかない空気を掴み取ってるよね。夫婦の感じの。ぜったいリアルじゃん。そんでそんで、太る過程のジュリーの色気すごいね。ナイスキャスティングすぎるわ。池脇かわいいわ。田中裕子、かわいいし色気あるしすげえわ。役者みんないいわ。
めっっっちゃよかったっっっ!なんかね、「いい映画」ってもんが画面に充満してるだけで、泣きそうになる。約20年前は電通もよい映画作ってたんだね。。ってか、私、「恋は、遠い日の花火ではない。」のストーリーや雰囲気や田中裕子や大森南朋めっちゃ好きだけど、CMというより、市川準が好きだったのかもね。(電通関西支社の人がたくさん出てる。市川準さんとチームだったからね。タンスにゴンとかいろいろいろいろね。あのころのCMってほんと文化だね。)
前は大阪という街を知らないで見たので、あまり思い入れなかったけど、何回か行ってから見た今、ロケーション的にもじんとくるシーンでいっぱいだわ。
市川準ってドキュメンタリーの撮りかたなんだよね。出てくる人出てくる人のカオ、表情がいいんだわ。なんでもないおっちゃんもおばちゃんも有名な人もね。カメラのまなざしが基本やさしいのよね。ゴールデン街でバイトしてる時、その店にかつてきてたっていう市川準監督、相当女ったらしだったと聞いたが(ついぞ会えなかったが)、人たらしだよね、絶対。独特の感じのオフナレの演出がいい。あれだと、長回ししたやつ、いろいろなつなぎかたできるね。
ミヤコ蝶々ちょっと出るだけでいい味出しすぎよ。ホーホケキョとなりのやまだくんに並ぶナイスちょい出演だねー。(大阪におけるマーロン・ブランドby犬童さん)

はい、休憩時間終わりです。今から、池脇千鶴さんと犬童一心さんのトークショーを聴いてきます。
やっとソフト化されたので劇場でdvd購入したけど、機会があればフィルムで見続けたい
池脇さんとは一つしか変わらないので、全編ばちばちの大阪で撮影てことはほぼ、同じ時間に同じ年頃を生きていて、とても近くで撮られたんやと思うと、もう。天六の商店街とか。。ぶっ飛ぶくらい美しい映像。史上最高に面白かった。
こんな映画、人生に一度出会えるか出会えないかだった。池脇千鶴さんの、まっすぐな眼差しが、35mmのフィルムのにじんだ光がスクリーク越しに私の瞳にまで映って、きらきら反射させてたとおもった。奇跡みたいだなって 開始数秒で、その眼差しに泣いた。とにかく、もっと色んなものを観なきゃいけないと思った。頑張って生きる。
SHIMA

SHIMAの感想・評価

4.0
2017.12.02 目黒シネマにて鑑賞
目黒シネマ恒例の市川準監督特集、今年は人気投票上位作の上映。大阪物語は第1位。久々の再見になったけど、何度見ても瑞々しく面白いし、ロケ地のほとんどの場所が分かるようになって見ると尚更愛おしい映画。なんでこれがDVD化されないんだろう。スクリーンで見るしかないから、この先も名画座で上映の機会あれば何度でも通うだろう映画。
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