雰囲気とカットの色彩の鮮やかさ、妄想好きな女の子の脳内の世界の拡大の映像がという観点ではとてもよかった。
細かなアイテムやキャラクターも愛おしい。
「人」の描き方、それぞれの好きなもの、嫌いなもの、日常の些細な苛立ちや幸せが描かれているのはこれぞ映画って感じで好きだった。
アメリをはじめ主要人物みんなこじれてるけど、こういったキャラクターを真ん中に持ってくるのが、フランス映画のいいところなんだよな。
ナチュラルに障害がある人がいたり、ナチュラルに人の弱さとか危うさにスポットを当てるところ。スクールカースト上位を真ん中に持ってこないところ。好きだわ。
ただストーリー後半が退屈というか、いい加減にせい！！！と流石に思ってしまいました😂
現代やったらとっくに終わっとるぞ感😂
フランス映画は好きな方だけど、退屈が勝ってしまった。
公開された年とかに見てたらもっと感銘を受けられたんだろうか。
